ロゴシンボルマークの意味
開業準備を進めるなかで、ロゴやシンボルマークの設計は、私にとって特に大切なテーマのひとつでした。
もちろん、医療そのものがクリニックの本質ではあるのですが、
その周囲をかたちづくる世界観もまた、理念やスタンスを伝える大事な一部だと考えています。
「Glowa」という名前には、「Glow(光)」と「Wa(和・調和)」という意味を込めています。
その名前だけでなく、視覚的なシンボルもまた、意味を持ち、覚えやすく、心に残るものであってほしいと思っていました。
では、その「光」はどんなかたちをしているのか。
それを言葉ではなくかたちで表現するものが、シンボルマークです。
自分ひとりでは辿りつけないかたち
実は、今このブログに使っているロゴマークは、自分で考えて組み合わせたものです。
けれどそれ以上、自身の発想から出てくるものには限りがあるとも感じていました。
シンボルマークのようなデザインはやはり、プロに任せるのが一番。
餅は餅屋です。
そこで、今回のロゴシンボルはLancersを通じて、さまざまなデザイナーの方にご提案をいただくというかたちを取りました。
太陽ではなく、月と星
シンボルに、まず最初に思い浮かんだのは「太陽」でした。
ブログのロゴを見ていただくと、Gの先に放射状に広がる光が輝いています。
けれど、どこかでしっくり来ない感覚がありました。
太陽は、あたたかく、前向きで圧倒的なエネルギーを持つ存在。
同時に「強さ」や「主張」の象徴でもあります。
Glowa Clinicが目指すのは、そういった「劇的な」ものではなく、静かな整いを少しずつ積み重ねていくような在り方です。
その意味で、月と星というモチーフは、静けさや内面性を象徴する点で理念に近いと感じました。
“G”と“C”が隠れている
今回決定したシンボルマークは、
一見すると「月と星」の重なりのようにも見えます。
でも、少し目を凝らすと、
カーブが「G(Glowa)」と「C(Clinic)」をかたどっていることに気づくかもしれません。
気づく人だけが気づく。
そんな遊び心と、余白が込められたデザインに感じます。
“3つの重なり”が持つ意味
さらに、月と星がそれぞれ「3つずつ」重なっているのも、偶然でとは思えません。
風水の世界では、「3」という数字は、成長・創造・繁栄の象徴とされています。
Glowa Clinicが、患者さん一人ひとりのこれからを支える場所であれるように――
そんな願いを込めて、この「3つの光」を配置しています。
おわりに
今回、Lancersを通じて素敵なご提案をくださったクリエイターの皆様、
そして私たちの理念まで丁寧に読み込んでくださった方々に、この場を借りてあらためて御礼申し上げます。
また、候補を一緒にみてくれた友人にも感謝です。
いつかこのマークが、「あのクリニックだ」と思い出してもらえるような、そんな存在感を持つものになればと願っています。
Glowaのこれからを、どうぞ見守っていただけたら嬉しいです。
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